上巻と合わせて映画館上映1話とほぼ同じ範囲を扱ってる。
基本的にストーリーは同じなのだけど、やっぱり映像では説明不足の部分が
多いのがよく分かる。逆に言うと説明なしでも映像で出来るだけ
表現しようとしてて、それはそれで映像もすごいね。
後は文章だと心理描写が入るのも大きい、というか映像では伏せられている
伏線に関する情報がかなり出てきてるのね。ネタバレ度がやや高い。
もう一つ気がついたのは、本編に直接絡まない飲酒とかドラッグとかの
表現は映像ではなくなってるのね。まあこれは妥当かも。
しかし文章で改めて読んでみると、ボーイミーツガールに長い演説に
戦闘機械と化した少女に世界を変える力を持っているけど具体的なことは
誰も知らないアイテム、ってやっぱり福井晴敏作品だなあ。
引き続き読んでいこう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2019年3月7日
- 読了日 : 2011年12月3日
- 本棚登録日 : 2019年3月7日
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