バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2012年4月25日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 4
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バチカン奇跡調査官シリーズ、4作目? いや、5作目。 何となく癖になるシリーズ。読みやすいし。面白いし。
今回はイギリスが舞台で、ちょっとイギリスのことはあまり良く知らないのかなというところが引っかかりはしたけど、いつもどおり面白かった。でも今回はついに超自然の存在を許したのかな? そのへんもちょっともやもやするかな。
でも、なんか、内容は全然平和じゃないのに、なんか平和なロベルトと平賀ののどけさが好き。怒りとか妬みとか自己顕示欲とか自己嫌悪とか、あるいは激しい愛憎とか、そういうものと一切関係ない(それって普通だとつまらないわけだけど)二人が、不思議とつまらなくなくて癖になるという……不思議。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 所有 (Kindle)
感想投稿日 : 2018年12月9日
読了日 : 2015年12月2日
本棚登録日 : 2018年12月2日

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