また素敵な作品に出会えました♪
かなさん、ありがとうございます!(´▽`)
チーニャさんのレビューもしっかり拝見してますよ(*´﹀`*)
雫井脩介作品、「火の粉」しか読了していませんが、こんな作品を書けるんですね。
他の積読も早く読まなきゃ^^;
なおなおさん、教えてもらった地区センターで借りて来ましたよ(^_-)-☆
凄まじい感動作!!(⟵表現おかしいですよね^^;)
主人公の小麦、若くして彼女はその生涯を終えました。
そう、病に犯されながらも夢を追い求め、家族や仲間に支えられる感動物語。
そこにバニラエッセンスのごとく魔法をかけるのは甥っ子の叶夢と天使レイ。
普段ファンタジー作品は好んで手にすることはありません。
ですが、本書ではレイの存在が必要なんです。
本物の天使になる為に努力する姿、それを手助けしようとする叶夢の成長。
そんな姿を見て小麦は頑張れました。
物語は悲しいラストを迎えますが、愛に溢れた温かい作品でした。
<あらすじ>
主人公の君川小麦は、乳がんを患いながらも夢だったケーキ屋を開くことにします。しかし、店は繁盛せず、小麦は苦しむばかりです。そんなとき、彼女の甥の叶夢が天使のレイと友達になります。レイは小麦に助言をしたり、ケーキのレシピを教えたりしてくれます。小麦はレイの存在を信じて、ケーキ屋を再建しようとしますが、病気は進行していきます。小麦は家族や仲間の愛に支えられながら、最後まで夢を追い続けます。感動的で切ない家族の物語です。
もっと我慢せず、自分のために生きればいい。 君川小麦は、26歳のパティシエール。東京での修行を終え、ケーキショップを開くため故郷の北伊豆に帰ってきた。小麦の兄・代二郎と義理の姉・道恵の間には、叶夢(かなむ)という6歳の息子がいる。叶夢には、レイモンドという天使の友達がいるらしい。ケーキショップ開店のため小麦が見つけた店舗物件に対し、叶夢は「ここ、はやらないよ」「レイモンドがそう言ってる」と口にし、小麦、代二郎夫妻を戸惑わせる。しかし、結果は叶夢の言うとおりに…。さらに、帰京した小麦には家族にも明かせない秘密があった。君川家の人々は様々な困難を乗り越えながら、ケーキショップの再起を目指す。
内容(「BOOK」データベースより)
君川小麦、26歳、パティシエール。家族と“天使”の助けもあって、ケーキ屋を開店。大ヒット作『犯人に告ぐ』『クローズド・ノート』に続く新たな代表作誕生!どうしても泣けてしまう、光あふれる家族小説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
雫井/脩介
1968年愛知県生まれ。専修大学卒。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』でデビュー。05年に『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 感想投稿日 : 2023年9月30日
- 読了日 : 2023年9月30日
- 本棚登録日 : 2023年9月30日
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