動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

  • 早川書房 (2017年1月7日発売)
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感想 : 258
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なるほど。

なぜ本書が世界中で読み続けているのか、読めば納得でした。

スターリン体制を動物達に置き替えて皮肉ったと言われる本作。

一部の指導者と呼ばれるいわゆる権力者に集中する富、そして搾取される側の多くの市民。

決してハッピーエンドで終わらない本作からは学ぶべきことが確かにある。


説明
内容紹介
飲んだくれの農場主ジョーンズを追い出した動物たちは、すべての動物は平等という理想を実現した「動物農場」を設立した。守るべき戒律を定め、動物主義の実践に励んだ。農場は共和国となり、知力に優れたブタが大統領に選ばれたが、指導者であるブタは手に入れた特権を徐々に拡大していき……。権力構造に対する痛烈な批判を寓話形式で描いた風刺文学の名作。『一九八四年』と並ぶ、オーウェルもう一つの代表作、新訳版
内容(「BOOK」データベースより)
飲んだくれの農場主ジョーンズを追い出した動物たちは、すべての動物は平等という理想を実現した「動物農場」を設立した。守るべき戒律を定め、動物主義の実践に励んだ。農場は共和国となり、知力に優れたブタが大統領に選ばれたが、指導者であるブタは手に入れた特権を徐々に拡大していき…。権力構造に対する痛烈な批判を寓話形式で描いた風刺文学の名作。『一九八四年』と並ぶ。オーウェルもう一つの代表作、新訳版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
オーウェル,ジョージ
1903年、英国領インドのベンガルに生まれる。文学のみならず、二十世紀の思想、政治に多大なる影響を与えた小説家。名門パブリック・スクールであるイートン校で学び、その後、数年間ビルマの警察に勤務。やがて職を辞し帰国すると、数年間の放浪を経て、作家となった。主な著作に長篇小説『一九八四年』(ハヤカワ文庫)やスペイン内戦に参加した体験を綴ったルポルタージュ『カタロニア讃歌』などがある。1950年没

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年7月13日
読了日 : 2021年7月13日
本棚登録日 : 2021年7月13日

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