オリーヴ・キタリッジの生活

  • 早川書房 (2010年10月22日発売)
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本棚登録 : 562
感想 : 76
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ピュリッツァー賞受賞作、地区センターにてお借りし、1度期間を延長、それでも読み終えることが出来ずに一旦返却させて頂いた本書。

途中で返却したのが気になり、地区センターにて再度手にして続きから...

241Pにて断念しましたm(_ _)m

まだまだ未熟だなぁσ(゚Д゚*)


<あらすじ>
ピュリッツァー賞を受賞した連作短編集です。アメリカ北東部の小さな港町クロズビーを舞台に、一見平凡な町の住人たちの生活が描かれています。物語の中心には、元数学教師であるオリーヴ・キタリッジがいます。彼女は大柄で頑固な性格ですが、時には温かく繊細な一面も見せます。夫のヘンリーは薬局を経営しており、穏やかな性格で町の人々に好かれています。息子のクリストファーは成人して医者になり、二度の結婚を経験します。この短編集は、オリーヴと彼女の家族、友人、町の住人たちの交錯する人生を通じて、人間の複雑さや苦悩、喜び、そして人生の儚さを静かな筆致で描き出しています。

すべての人生が、いとしく、切ない。ピュリッツァー賞を受賞した珠玉の連作短篇集。

アメリカ北東部の小さな港町クロズビー。一見静かな町の暮らしだが、そこに生きる人々の心では、まれに嵐も吹き荒れて、生々しい傷跡を残す――。
穏やかな中年男性が、息苦しい家庭からの救いを若い女性店員に見いだす「薬局」。
自殺を考える青年と恩師との思いがけない再会を描いた「上げ潮」。
過去を振り切れない女性がある決断をする「ピアノ弾き」。

13篇すべてに姿を見せる傍若無人な数学教師オリーヴ・キタリッジは、ときには激しく、ときにはささやかに、周囲を揺りうごかしていく。

出版社からのコメント

「陰鬱な短篇にも、人と人との絆から生まれたぬくもりがかすかに光っている……私たち自身の感情のように生々しく、また、いとおしく共感できる密やかな悲しみが描かれているのだ」(ワシントン・ポスト紙)、「読書の純粋な喜びを味わえる」(サンフランシスコ・クロニクル紙)などと高く評価され、ピュリッツァー賞を受賞したほか、全米批評家協会賞候補ともなった作品です。登場人物たちの鮮烈な心情に共感せずにはいられない傑作だと思います。

著者について

1956年にメイン州ポートランドで生まれる。第一長篇『目覚めの季節 エイミーとイザベル』(1998)でオレンジ賞とペン/フォークナー賞の候補となり、《ロサンジェルス・タイムズ》新人賞および《シカゴ・トリビューン》ハートランド賞を受賞。第二長篇Abide with Me(2006)を経て、2008年に発表した本作で2009年度ピュリッツァー賞(小説部門)を受賞。《ニューヨーカー》など多数の雑誌で短篇を発表している。現在ノースカロライナ州クイーンズ大学で教鞭を執る。ニューヨーク市在住。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月15日
読了日 : 2024年3月15日
本棚登録日 : 2024年3月15日

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