キネマの神様 (文春文庫 は 40-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年5月10日発売)
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本棚登録 : 12207
感想 : 1278
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「お帰り キネマの神様」の発売を知ってしまった。
しかも発売日の1週間前にあたる明後日にはマハさんの新作がもう1つ発売になることも。

これまで29作品(30冊)を手にしてきた私にとって、マハさんの新作、当然我慢なんて体に悪いこと出来るはずもない訳で...

となると、読むしかない!!

と言うわけで手にした本書。
思わず泣きそうになりましたよ。
(今回はギリセーフ_( ˙꒳˙ )_)
そういえば、本を読んで初めて涙したのはマハさんの「一分間だけ」、マハさん、こんな親父を泣かせてどうするの??


<あらすじ>
主人公は、会社を辞めた39歳の女性、円山歩(まるやま あゆみ)と、映画とギャンブルが趣味の父親、円山郷直(まるやま さとなお)です。父親が倒れて多額の借金が発覚したことで、歩は父親の映画評論を雑誌に投稿したことがきっかけで、映画雑誌『映友』のライターとして働くことになります。そこで出会った人々や映画に触れることで、歩は自分の人生を見つめ直していきます。

この小説は、映画が大好きな人や家族の絆に感動したい人におすすめです。映画の歴史や名作についてもたくさん紹介されています。

2021年に山田洋次監督によって映画化されました。主演は沢田研二さんと菅田将暉さんです。




無職の娘とダメな父。ふたりに奇跡が舞い降りた! 39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、しかも多額の借金が発覚した。 ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることになった。〈ゴウ〉のハンドルネームで父が書くコラムは思いがけず好評を博し、借金とギャンブル依存から抜け出せそうになるが、ある時〈ローズ・バッド〉を名乗る覗の人物に反論されて……。 〝映画の神様〟が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。

内容(「BOOK」データベースより)

39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

原田/マハ
1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。商社勤務などを経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2006年、『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月30日
読了日 : 2023年10月30日
本棚登録日 : 2020年8月29日

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コメント 2件

hibuさんのコメント
2023/10/31

おはようございます!
泣きますよね〜。映画も見ましたが、原作の方が断然好きです♪

ヒボさんのコメント
2023/10/31

hibuさん、おはようございます♪
今回はギリセーフでした(笑)
_( ˙꒳˙ )_
マハさんの作品、良いですよね(*´▽`*)

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