執念深い貧乏性

著者 :
  • 文藝春秋 (2019年4月25日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 4
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アナーキストの素養は基本的に無い事は自分で分かっていますが、そういう方向性に魅力を感じる瞬間がある事もしばしばあります。反抗出来るという事は、言いたいことを言えるという事でもあるので、そこには多大なる魅力を感じます。
さて、伊藤野枝の伝記で非常に気になって著者の本を読んでみました。おちゃらけた文章ですが騒乱を好む人々のお祭り騒ぎが封じ込められていて、読んでいるうちに感化されそうな怖さが有ります。授業で焚きつけられていたら、影響されやすい僕もアナーキストになってしまうかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 6点
感想投稿日 : 2022年2月22日
読了日 : 2022年2月18日
本棚登録日 : 2022年2月18日

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