「話す」これは誰もが出来る事でありながら、これほど難しい事もありません。
人間の一機能で人の心をつかんだり、呆れられたり、トラブルになったりする訳です。
昔は「沈黙は金なり」と言ったようですが、今は黙っていていい事なんてほとんどないでしょう。
しっかりとした自己表現としての会話をするのは難しいですが、一部喜びでもあると思います。
さて、この本は近年まれに見る特異なキャラクターでありながら、好感度が異常に高い安住アナウンサーが「話す」という事について詳らかにした本です。
恩師との共著ですが、やはり関心は安住さんに向かいます。
彼はTVで歯に衣着せないしゃべりのイメージですが、どんな人にも礼儀正しく、しかもちくりと気持ちよく差していくという特殊能力を持っていると感じていましたが、これが彼の「話すチカラ」だったんですね。
内容としてさほどディープな事が書いてあるわけではないのですが、彼のスタンスが分かりやすく書いて有って、内容を実践するというよりさらに彼の好感度が上がりました。
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- 感想投稿日 : 2020年6月28日
- 読了日 : 2020年6月28日
- 本棚登録日 : 2020年6月28日
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