ご夫婦で脚本家をされているお2人の小説第3作目の作品。
人間そっくりなロボットが人間社会に紛れ込んでいて密かにターゲットを見張っていると言う嘘かまことか不明な都市伝説に沿った話から始まる短編集。
そっくりロボットは人間にとどまらずネコや金魚や鉄の箱や痴漢の指などなどまで笑
肌 足 目 声 指 顔 汗 影 傷 の9篇から成っているちょっと不気味で怖いけどドキッとする真実味も醸している♪
さらっと読み終えることができるけれど、それぞれの篇にドキっとさせられる箇所が散りばめられていて結構じっくりと考えながら読まれされてしまった。
まるで絵空事とも言い切れないのを現実社会現象から受け取る昨今だけに!
そしてエピローグ部分とプロローグ部分とがきちんと繋いであるのもなかなかでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月5日
- 読了日 : 2023年12月5日
- 本棚登録日 : 2023年12月3日
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