臓器提供の為のクローンであるキャシー ルース トミー3人?!の友情 というより愛情の過程が、重いテーマだけど軽い調子で淡々と31歳になるキャシーの語りで進んでいく。提供者となる友人や介護人となる友人など それぞれが哀しい現実と宿命を理解せざるを得ない悲しさが伝わってくる。タイトルでもある゛Never Let Me Go゛♪をYouTubeでたまに聴きながら一息に読了した。ひとつ前に読んだ静謐な「日の名残り」と がらっと異なる作品ですね。こちらも良かった。
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- 感想投稿日 : 2018年6月5日
- 読了日 : 2018年6月5日
- 本棚登録日 : 2018年6月3日
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