• 東京創元社 (2023年9月11日発売)
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本棚登録 : 153
感想 : 17
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安楽死についてのドイツの戯曲。
テンポよく読める。アメリカの法廷ドラマを見て法律を全く知らないのに弁護士の論破が面白く感じるアレである。
しかし本題の安楽死は、P165の解説にもあるが、西洋的価値観について日本人が同じ土俵で語ることは難しいという現実がある。
だから日本人からすると違う世界の話であり、理解できない神学論争的なものでもあり、ある意味どうでもいいものである。
誰もが納得できる「良き死」など、実際はどこにも存在しないのではないだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年10月29日
読了日 : 2023年10月29日
本棚登録日 : 2023年10月29日

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