余韻の素晴らしい作品。
失踪した弟を待つ主人公家族と、その隣家の関わりを遠回りして見ているような作品。
ユーモレスクは雨の日をイメージするけれど、それに似た感覚を覚える。狭い部屋の中で部屋を眺めながら、外の雨の世界を思い描くような。
服飾品店の店員らしい主人公の観察もその印象を強めている。
答えはない。
姉は嫌い。好きに幸せを手に入れて、最後に気持ちまで軽くする自分勝手さが嫌い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月19日
- 読了日 : 2023年5月19日
- 本棚登録日 : 2023年5月19日
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