ラプラスの魔女

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年5月15日発売)
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本棚登録 : 6890
感想 : 828
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シリーズものだと知らず、第3巻から読んでしまったため、なんだか過去編を読んでいるような気分でしたが大いに楽しめました。
今作では、円華さんの能力や「ラプラス」についての解説があり、第3巻を読んだときに「円華さんは何者なんだろう」と思っていたため、謎を解くことができました。

理系の話がかなり出てきて、生粋の文系の私には難しそうだなと思っていましたが、噛み砕いた説明ばかりで、難なく理解することができました。

登場人物がかなり多く、途中こんがらがってしまいましたが、終盤にいくにつれ散りばめられた登場人物たちと様々な場面がつながっていき、真相に辿り着いていく感覚がなんとも爽快でした。ただ、事件を追っていた中岡刑事としては、真実に近付いたところで手を引かされ不完全燃焼そうだなと思いました( ̄▽ ̄;)

甘粕謙人くんは今、どうしているのか今後描かれるのでしょうか…。
第2巻だけがまだ未読なので、早速借りてきて読もうと思います(*^^*)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月27日
読了日 : 2023年12月27日
本棚登録日 : 2023年12月23日

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