主に集合論の基本について書かれた本。カントールやラッセルによる革命的な提唱と、その時代の反発について触れられている点は、堅苦しい教科書とは一線を画していて良い。しかし、タイトルに「集合・位相」を謳っておきながら、位相空間についての記述が最後の20ページだけ、というのはさすがに酷いと思う。
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カテゴリ:
数学・数学史
- 感想投稿日 : 2013年2月24日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年2月24日
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