読み応えのある一冊でした。カルトと、心理療法。この二つが合わさると、こんな凄い犯罪になる…犯人はあえて、復讐であり、正義なのだが。そして、対するは、元敏腕検事で、今弁護士の父が、犯人に誘拐された娘の行方を追うという話。娘の十代の恋愛の形、白人黒人の人種差別、教師と生徒の恋愛、アルコール中毒と断酒会…点々とキラキラ光るエピソードがたっぷりでした。そして、最後の、どんでんがえしが、素晴らしい。楽しかったです。
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- 感想投稿日 : 2008年1月14日
- 読了日 : 2008年1月14日
- 本棚登録日 : 2008年1月14日
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