「源氏物語」を登場人物(女性限定)がリレーのように語るというスタイルです。原文には書かれていない、女君たちの本音を囁くようです。受け身でしか生きるすべがない、でもプライドを持って生きようとする姿が美しいと思います。
桐壺更衣は、光源氏の立太子を死ぬまで願っていた⁉︎ 葵の上は、光源氏の藤壺への想いを知っていた⁉︎
私が読んだのは、1988年刊の単行本、巻末対談ゲストは、「サラダ記念日」が話題になった頃の俵万智さんです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年7月16日
- 読了日 : 2023年7月16日
- 本棚登録日 : 2023年4月27日
みんなの感想をみる