語り部の話が、1巻とは違う主人公から始まる(1巻の主人公アーダムも後から登場する)。ファラーとサフィアーン、二人の主人公はどちらも才能や容姿に優れていて、醜男アーダムとは大違い。
壮大さを匂わせながらある場所に収束する展開、どこかスケール的にこじんまりした印象を受けた。まとまりがよいが、物語としても一冊の本だったときはこの部分は中だるみだったんだろうなあ。
ただ3巻への期待値を煽るという点では成功していると思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年6月7日
- 読了日 : 2015年6月7日
- 本棚登録日 : 2015年5月16日
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