深夜特急を読んだのは随分と前の学生の時で内容はあまり覚えていない、こんな旅は自分には出来そうにもないなと思ったことくらい それからいくつもの旅に出て、海外生活も送って、旅とはなんなのだろうと思うこともあり、本書を読んでみた いくつか心に残るフレーズがある
タイの駐在員の言葉である、「外国というのはわからないですね(略ほんとうにわかっているのは、わからないということだけかもしれないな。(略でも中途半端に知っていると、それにとらわれてとんでもない結論を出してしまいかねないんだ。どんなに長くその国にいても、自分にはよくわからないと思っている人の方が結局は誤らない」というところと
ラストでの「私が旅という学校で学んだことがあるとすれば、それは自分の無力さを自覚するようになったということだったかもしれない。」
これらは自分も海外にいると感じることだ。
久々に深夜特急を紐解きたい気分になったが、もっと若いうちにこういう旅をしていればと今度は悔しがるのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月17日
- 読了日 : 2023年10月17日
- 本棚登録日 : 2023年10月17日
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