深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1993年9月3日発売)
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感想 : 33
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江戸の下町、深川が舞台である。日本大百科全書「番太」の項目によれば、「江戸の町では町方が自警組織の一つとして経営した自身番の番人をさす。」とのことである。四つ辻に番屋を構えており、原則は単身者が務める仕事ということだったらしい。

物語では過去に色々と苦労した夫婦が木戸番となっているが、時代によってはなかなか特殊な状況だったようだ。
それを踏まえて読むとよりこの夫婦の心細い身の上が心に迫るような気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年4月29日
読了日 : 2021年4月29日
本棚登録日 : 2021年4月29日

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