中山王に仕えていたころ、苦戦しつつも地形を利用して兵の損害を押さえ、退却するあたりの描写がぞくぞくするほど面白い。
楽毅のことは光明皇后が王義之の書を筆写したという『楽毅論』の人だよな、ということくらいしか知らなかったが、この小説のおかげですごい人だという事が分かった。
ちなみに光明皇后筆写の『楽毅論』は国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開資料になっていたのですぐ読める。(「赤城和漢名蹟叢書 ; 第38巻」赤城出版社,昭和13年(1938年))
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1108311
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- 感想投稿日 : 2021年5月2日
- 読了日 : 2021年5月2日
- 本棚登録日 : 2021年5月2日
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