高丘親王航海記 (文春文庫 し 21-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1990年10月9日発売)
3.99
  • (175)
  • (107)
  • (152)
  • (8)
  • (4)
本棚登録 : 1164
感想 : 146
4

東宮の地位を政争のあおりで失い、出家したのち老齢で入唐、インドに向かおうとして消息不明となった親王を主人公とした幻想的な旅行記。
どんな気持ちで生涯を過ごしたのだろうかと思い、またその旅が少しでも楽しいものであったらと想像する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月21日
読了日 : 2021年3月14日
本棚登録日 : 2021年3月14日

みんなの感想をみる

コメント 2件

ロカさんのコメント
2021/03/21

初めまして。
実は私は『高丘親王航海記』が連載されていた当時の文學界を今も持っています。

澁澤先生ならではの視点で、こんな小説が書けたらなぁと思ったものです。(作家になるのは諦めましたけどね)

つこさんのコメント
2021/03/21

ロカさん、ありがとうございます。雑誌を持っているなんて凄いです。

ツイートする