孫子 (岩波文庫 青 207-1)

著者 :
  • 岩波書店 (2000年4月14日発売)
3.75
  • (203)
  • (206)
  • (326)
  • (22)
  • (8)
本棚登録 : 3593
感想 : 226

399
[『孫子』13篇は、中国最古の兵書である。そこには、現実的な戦術が深い思想的裏づけを得て、戦争一般、さらには人生の問題として、広い視野の中に組みこまれている。竹簡の新資料との照合も経て、またさらに読みやすくなった新訂版。原文・読み下し文・現代語訳に平易な注を加え、巻末には重要語句索引を付した。]

「作者、孫武(そんぶ)は、一般には孫子と呼ばれる人物。「呉越同舟(ごえつどうしゅう)の故事にもなっている呉と越が激烈な抗争を繰り広げていた2500年前の時代に生まれた人物。彼は呉王の闔閭(こうりょ)に使えて兵法を練り、新興国の呉を一躍強大な国家に変えた。彼の優れているのは戦争に強いというところではなく、第一級の戦略家であり政治家であったという点にある。ー『孫子』は戦争の為に読む本ではなく、よりよき政治のためにこそ読まれるべき本である。」
(『世界史読書案内』津野田興一著 の紹介より)

目次
計篇(第一)
作戦篇(第二)
謀攻篇(第三)
形篇(第四)
勢篇(第五)
虚実篇(第六)
軍争篇(第七)
九変篇(第八)
行軍篇(第九)
地形篇(第十)
九地篇(第十一)
火攻篇(第十二)
用間篇(第十三)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 3類 社会科学(政治 教育 風俗習慣)
感想投稿日 : 2023年8月16日
本棚登録日 : 2023年8月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする