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「自分とは何か」の問いかけに、味わい深い議論を展開している。哲学的な考え方をするということは、自分を見つめ、人間を見つめ、社会を見つめる視野を確保することにつながる。(『世界史読書案内』津野田興一著 紹介より)
「哲学というとなんだかむずかしそう。けれど、偉い人の立派な考えを学ぶのが哲学ではない。何か困難にぶつかったとき、ものごとを根本から考えてみたいとき、そこにはたくさんのノウハウがつまっている。哲学者たちは自由や社会、そして自己についてどう考えてきたのか。自分をよりよく知るための役に立つ哲学入門。」
目次
第1章 哲学との出会い
第2章 哲学の「方法」について
第3章 哲学の難問
第4章 近代の哲学者たち(近代哲学がめざしたこと;自由をつきつめる)
第5章 「自己」を哲学する(「自己」とは何か―自己意識と無意識;他者関係の現象学)
おわりに 再び哲学とは何か
著者等紹介
竹田青嗣[タケダセイジ]
1947年生まれ。1971年早稲田大学政経学部経済学科卒業。現在、明治学院大学国際学部教授、哲学者、文芸評論家
読書状況:読みたい
公開設定:公開
カテゴリ:
1類 哲学 宗教 心理学 論理学
- 感想投稿日 : 2023年8月15日
- 本棚登録日 : 2023年8月15日
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