「「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現われ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持を生き生きと描く表題作や、「やまなし」「二十六夜」「祭の晩」「グスコーブドリの伝記」など16編を収録。
多くの人々を魅了しつづける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。巻末に用語、時代背景などについての詳細な注解、解説、年譜を付す。」
【目次】
やまなし
貝の火
蜘蛛となめくじと狸
ツェねずみ
クンねずみ
蛙のゴム靴
二十六夜
雁の童子
十月の末
フランドン農学校の豚
虔十公園林
谷
鳥をとるやなぎ
祭の晩
グスコーブドリの伝記
風の又三郎
注解・解説・年譜:天沢退二郎
読書状況:読みたい
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書 小学校高学年
- 感想投稿日 : 2023年6月26日
- 本棚登録日 : 2023年6月26日
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