おなら (かがくのとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店 (1983年8月20日発売)
3.70
  • (49)
  • (54)
  • (97)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 1121
感想 : 79

「小さい子にもわかるようにやさしい言葉で書かれているけれど、「おなら」についてかなりしっかり書いてあります。どうしておならが出るのか、どうしておならはくさいのか、どうしてくさいおならとそうでもないおならがあるのか・・などなど。健康な人は一回に約100ml、一日で約500mlのおならを出すそうです。絵も愉快。」
(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000  の本での紹介より抜粋)

科学絵本というと、「なんだか難しそう」とか「勉強するためのもの」なんて感じる方が多いようです、化学という言葉がつくために、そういう印象を持ってしまうのでしょう。しかし、「かがくのとも」はなにをおいても絵本である!と声を大にして言いたいと思います。物語絵本と同じように、まずは読んだ子どもたちに「楽しい」「面白い」と感じてもらうことが大切なのです。

なぜおならは出る?くさいおならと臭くないおならの違いは?子供たちにとって興味がつきないテーマ”おなら”を、長新田氏の絵がユーモアたっぷりに描いていて思わず笑ってしまいます。

(『かがくのとものもと』福音館書店 2019 より紹介)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 科学絵本・ノンフィクション
感想投稿日 : 2023年2月21日
本棚登録日 : 2023年2月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする