子どもの敏感さに困ったら読む本: 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方

著者 :
  • 誠文堂新光社 (2017年6月15日発売)
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本棚登録 : 250
感想 : 15

◆子どもの敏感さに困ったら読む本ー児童精神科医が教えるHSCとの関わり方ー 長沼睦雄
2/3読了 ということにしておく 実践例はちゃんと読めていない
HSP・HSCという言葉を知ったのは半年以上前。
それから教育実習もあって、人間の様々な特徴についてもっと知るべきだなと思っていた。自分のことも含めて。
私はこの本を読んで悲しくなったけど気づけてよかったことがたくさんあった。
それは自分をはじめて客観的に見れたからだとなんとなく思っていて、過去は変えられないけど目の前の様々な子どもと向き合うことが、過去の自分に向き合って救ってあげる(浄化に近い)ことにもなるかも、と思えたからだと思う。
この本で取り上げられてる「子育て」と教育は異なる営みだけど、
過去にさかのぼって人生をやり直すことはできなくても、
「子育てを通じて、自分の過去の心の傷や痛みに向き合い、自己主張できなかった自分の弱さを認め、許し、受け入れる機会が与えられていると考えてみるのもいいと思います。」
この言葉は私に、私は子どもたちに教え、子どもたちを育てていく中で、自分の過去と向き合ってもいいんだろうか、とメモさせるくらいの威力がありました笑
私は自分の進んでる方向が自分にあってるのか分からなくなることが多いけど、そんな自分に少しだけ希望を与えてくれる本だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月24日
読了日 : 2022年6月14日
本棚登録日 : 2022年6月14日

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