イルカをみるとなぜだかほっこり幸福な気分になる。
――恋愛はいつでも時間を奪う。必ず冷めるとわかっているのに、そのときは巻き込まれて気づかないうちに、いろいろなものを失ってしまうし、私のための時間が減ってしまう。まだ誰にもなにかを与えたいというほどには愛してるいないのに、私はまた私をひとところにしばりつける流れの中に入ってしまいそうになる。
よしもとばななさんらしい表現。決して甘すぎないものがたり。
最後は涙がでた
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
吉本 ばなな
- 感想投稿日 : 2011年11月3日
- 読了日 : 2008年11月25日
- 本棚登録日 : 2010年6月19日
みんなの感想をみる