禁断の魔術 ガリレオ8

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年10月15日発売)
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ガリレオシリーズ最新長編作‼︎

古芝伸吾は、高校の物理研究会で湯川の後輩にあたり、湯川との出会いをきっかけに帝都大に入学するが、育て親であった姉の突然の死により中退、町工場で働いていた。
フリーライターが殺されたことから、フリーライターは代議士の大賀を追っていて、さらに大賀担当の新聞記者は伸吾の姉だった。
事件後の伸吾の失踪から、湯川は伸吾がこれからやることに気づく…

湯川、草薙、内海の掛け合いが、いつもながらに面白かったです。
東野圭吾さんは、話の筋書きもとても上手だけど、キャラクターを作るのもすごく素敵だなと改めて思います。
代議士の大賀…。事件解決しても特に罰せられることなくして終わったのがどうなのかな…って感じでした。ただ、姉と大賀の所は、すこし温かみを感じました。
湯川先生の、後輩を思う気持ちも素敵でした。
今後のガリレオも楽しみです!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 東野圭吾
感想投稿日 : 2015年9月27日
読了日 : 2015年9月22日
本棚登録日 : 2014年8月13日

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