なかなか良かった、初めての山白朝子さん。
七話の短編、少し怖い不思議な“日本昔ばなし”に“芥川龍之介”を漂わせたような雰囲気のお話も。
最後の二話、「鳥とファフロッキーズ現象について」と「死者のための音楽」では、涙がポロリ…でした。
「死者のための音楽」は、母と娘の往復書簡のような、本心を互いに語りかけるのですが、迂闊にもジ~ンときてしまいました。
私は自分の母親とは折り合いが悪く、もし親子でなかったら知り合いにすらなりたくないと思っています。
なので勝手に、自分と娘とで重ね合わせてジ~ンとしました。
もちろんフィクションでですが、人間が死んでしまう話は平気なのに、動物に攻撃したり虐待する描写は、読むのが辛く苦しいです。
動物が息を引き取るシーンなど読んでしまうと、数時間は心を持っていかれてます。
次の山白朝子さんは、「エムブリヲ〜」です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年3月7日
- 読了日 : 2023年3月7日
- 本棚登録日 : 2023年3月7日
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コメント 7件
おびのりさんのコメント
2023/03/07
土瓶さんのコメント
2023/03/07
1Q84O1さんのコメント
2023/03/07
あゆみりんさんのコメント
2023/03/07
あゆみりんさんのコメント
2023/03/07
あゆみりんさんのコメント
2023/03/07
1Q84O1さんのコメント
2023/03/07