山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽BOOKS)

著者 :
  • メディアファクトリー (2007年11月14日発売)
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本棚登録 : 536
感想 : 91
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なかなか良かった、初めての山白朝子さん。
七話の短編、少し怖い不思議な“日本昔ばなし”に“芥川龍之介”を漂わせたような雰囲気のお話も。
最後の二話、「鳥とファフロッキーズ現象について」と「死者のための音楽」では、涙がポロリ…でした。
「死者のための音楽」は、母と娘の往復書簡のような、本心を互いに語りかけるのですが、迂闊にもジ~ンときてしまいました。
私は自分の母親とは折り合いが悪く、もし親子でなかったら知り合いにすらなりたくないと思っています。
なので勝手に、自分と娘とで重ね合わせてジ~ンとしました。

もちろんフィクションでですが、人間が死んでしまう話は平気なのに、動物に攻撃したり虐待する描写は、読むのが辛く苦しいです。
動物が息を引き取るシーンなど読んでしまうと、数時間は心を持っていかれてます。

次の山白朝子さんは、「エムブリヲ〜」です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年3月7日
読了日 : 2023年3月7日
本棚登録日 : 2023年3月7日

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コメント 7件

おびのりさんのコメント
2023/03/07

こんばんは、あゆみりんさん。
そっち方面へいきましたか。

土瓶さんのコメント
2023/03/07

これ持ってたはずなんだけどな~。
見つからないから売ってしまったかも(:_;)
怖い、というより不思議な感じの短編でした。
「鳥とファフロッキーズ現象について」は良かったですね。
しかしこの作者さん。
「ファフロッキーズ現象」「メアリー・スー」「エムブリヲ」などなど、それって名前が付いていたんだ、というものを持ってくるのがうまいですね。

1Q84O1さんのコメント
2023/03/07

みなさんバトンを受けとって、乙一さん、中田さん、山白さんとそれぞれ走り出しましたね(^^)

あゆみりんさんのコメント
2023/03/07

おびのりさん、こっちきちゃいましたよ。
白山方面へ。

あゆみりんさんのコメント
2023/03/07

土瓶さん、「メアリー・スー」って、お洒落ですよね。
日常生活の中で、どうにか「メアリー・スー」という言葉を使いたいんですけど、なかなかチャンスがなくて。
本当に乙一さんて色々な事を知っていますよね、
何でも知っていて、まるでタモさんみたいですね。

あゆみりんさんのコメント
2023/03/07

1Qさん、はいっバトンタッチッ( ˙ᵕ˙ )/!!

1Q84O1さんのコメント
2023/03/07

あれっ…!?
何かあゆみりんさんからスーッとバトンがまわってきたぞ
(゜o゜;
私、今、乙一さんが増殖してるけど山白さんも増殖して大丈夫かな…(^_^;)

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