八年後に小惑星が衝突し、全人類が絶滅する。
パニックの時期5年を経過した、仙台のマンション「ヒルズタウン」を舞台に、死にむかって生きる人間模様。
全部で8編。
「終末のフール」「太陽のシール」「籠城のビール」「冬眠のガール」「鋼鉄のウール」「天体のヨール」「演劇のオール」「深海のポール」
ヒルズタウンを中心にして、各短編、誰かと誰かが繋がっていたりして、そこが面白い。
命の終わりが近づく。それも、全員一度に……。
それが問題ではなくて、死を前にして“どう生きるか”ということがテーマかな。
何も変わらずにいられることが、人として一番強いのだと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年8月12日
- 読了日 : 2017年8月12日
- 本棚登録日 : 2017年8月12日
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