「嫌な体験をすると、その国そのものや国民全体のことを嫌いになる」というのは海外旅行あるあるだ。たった数日の滞在の経験だけで、その国の文化も歴史も社会も政も否定してしまう。
個人どうしの会話のネタレベルなら許される範疇だが、おおやけの出版作品でそれをやってしまうというのは、配慮が足りない。一方で、その極端な評価こそが、この作品の魅力であり面白さでもある。
旅行中に起こったトラブルの数々は、誰が行っても普通によくあるトラブルばかりだから、これから個人で海外旅行に行こうと思っている人には参考になるだろう。
こうしたトラブルがあるからこそ、逆に海外旅行に強烈に惹かれてしまうというのがあるんだろうなあ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
旅行
- 感想投稿日 : 2020年10月18日
- 読了日 : 2020年10月18日
- 本棚登録日 : 2020年10月18日
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