小澤征爾が2024/2/6にご逝去。有名な指揮者ということしか存じ上げなかったので、司書さんに薦められて読んでみた。とても面白かった。文章もモタモタするところもなく、若き小澤征爾が、臆することなくチャレンジしていく様子が、伸びやかに語られていた。コンクールに次々と優勝していくのはやっぱり凄い人なんだなーと思う。ミュンシェ?バーンスタイン、カラヤン、バックハウス?フィッシャー・ディースカウ?最後の2人は、世界中の音楽家の中で、一番尊敬している人らしい。理由は百回演奏会して、九十九回まで同じ様に完璧に演奏できるから。
カラヤンに飯を食おうと誘われてもしめたとは思わないが、バーンスタインに誘われたら、しめた今日は美味いものにありつけると思うー
オーケストラのお国柄というものがあって、ベルリン・フィルハーモニーはどんな指揮者でも崩れない。フランスは、一人一人の楽員の音がバラバラに。
アメリカはビジネスに結びつき、指揮者の技量に出来が左右される。
手紙に出てくる、弟のポンがいい子みたいで、小澤征爾もとても可愛がっているし、頼りにもしている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月20日
- 読了日 : 2024年3月20日
- 本棚登録日 : 2024年3月20日
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