ルパンの消息: 長編推理小説 (光文社文庫 よ 14-2)

著者 :
  • 光文社 (2009年4月9日発売)
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本棚登録 : 4792
感想 : 489
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自殺として処理されていた女性教師の変死が、実は殺人だったとの情報がもたらされた。しかし、時効までの時間はたったの1日。
ストーリーとしては、現在と容疑者の供述という形で事件発生当時の15年前とを行ったり来たりする構成で進んでいく。次々と明らかになる予想外の事実に驚かされ、あっという間に読み終わった。
最後の最後の一ひねりも面白かった。

ただ時代背景がだいふ古いので、高校生同士の会話や呼び名なんかにはかなり違和感を覚えた。でも携帯電話なんてなかったこの時代だからこそのルパン作戦であり、この小説が成立しているんだな、とも思う。

難しい言葉も少なく、奇想天外なトリックがあるわけでもないので非常に読みやすかった、

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月16日
読了日 : 2022年9月15日
本棚登録日 : 2022年7月18日

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