自殺として処理されていた女性教師の変死が、実は殺人だったとの情報がもたらされた。しかし、時効までの時間はたったの1日。
ストーリーとしては、現在と容疑者の供述という形で事件発生当時の15年前とを行ったり来たりする構成で進んでいく。次々と明らかになる予想外の事実に驚かされ、あっという間に読み終わった。
最後の最後の一ひねりも面白かった。
ただ時代背景がだいふ古いので、高校生同士の会話や呼び名なんかにはかなり違和感を覚えた。でも携帯電話なんてなかったこの時代だからこそのルパン作戦であり、この小説が成立しているんだな、とも思う。
難しい言葉も少なく、奇想天外なトリックがあるわけでもないので非常に読みやすかった、
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月16日
- 読了日 : 2022年9月15日
- 本棚登録日 : 2022年7月18日
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