物理学は、物の理(ことわり)の学問。頭の体操にはよい。著者の本は毎回刺激的なのでこの本も一気に読めた。量子力学と一般相対性理論の先には時間は存在しないのだという。エントロピーの理解が進んで良かった。
時間は地球の中心に近い方が遅いのだという。へえと思うことが多く、狐につままれた気分になることも。街で見かけたものもロヴェッリの解釈だとどうなるんだっけ?と考えることができる。まさに物の理。世の中の捉え方が複層的になってよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2023年7月27日
- 読了日 : 2023年7月18日
- 本棚登録日 : 2021年5月4日
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