坂の上の雲の最終巻。
完全勝利と言って良いバルチック艦隊との戦いを描く。
しかし、その勝利は日本軍の強さのみではなく、突き詰めるとロシアの政体自体の問題でさえあった。
これらをわかりやすく、かつスピーディーに描き切っており、読了後の満腹感がすごい。
なぜか勝利したものの、手放しに喜べない戦争の切なさも感じた。
歴史好きの方にはぜひ読んでいただきたい一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月15日
- 読了日 : 2024年1月15日
- 本棚登録日 : 2024年1月6日
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