ラプラスの魔女よりちょっとだけ前のお話。でも、最後につながっていく。
評価が低かったので期待しないで読んだら、結構面白かった。鍼灸師(多くのスポーツ選手も見ている)の工藤ナユタと羽原円華がかかわって、スキージャンパー、捕手、息子が意識不明になっている先生、ピアニストを救っていく。そして、なぜナユタが今回の語り手になっているのかが、終盤でわかる。
最後の第五章が泰鵬大学の青江と助手の奥村のラプラス前が描かれる。
短編のように少しずつ読めるので楽しみやすい。ラプラスの魔女を読んでいたら楽しめると思う。ただ、既存の常識にとらわれている人には読後感悪いかも。中学から。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書室 ティーン
- 感想投稿日 : 2023年6月1日
- 読了日 : 2023年5月31日
- 本棚登録日 : 2023年5月31日
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