大きな音が聞こえるか

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年12月1日発売)
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本棚登録 : 900
感想 : 159
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最初厚くて、装丁も普通で、読むのをためらってしまったけど、大変面白かったです。高校生男子の成長物語なんだけど、日本の日常と世界情勢といろんな物をうまくお話に乗せて主人公と同じ目線で経験出来るように読める。男としての経験部分もあるので小学校にはおきにくいけど、とても良い表現でした。その後のミウの家族の会話とかも、日本の常識世界の非常識っていうフレーズ思い出しちゃう、てか、全体的にそういう内容多かったけど。
この本は、読むの好きなまわりの人には薦めます。あと、ポロロッカかーとつぶやいてたら、クイズ研の息子が「トゥピ語で大騒音」と返答したので、ああ、雑学あれば最初にタイトルの意味解るのね、と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書室 ティーン
感想投稿日 : 2021年3月30日
読了日 : 2021年3月30日
本棚登録日 : 2021年3月30日

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