プラスチック製品を選び、不要になれば捨てる。プラスチック製品の消費者である大人に強く訴える作品。
プラスチックゴミは、わたしたちの知らないところで溢れかえっている。それらは魚たちが食べられる大きさのマイクロプラスチックになり、海を浮遊する。そのマイクロプラスチックを食べた魚を、最終的に食べるのは人間。人間が捨てたはずのプラスチックゴミは、知らぬ間に体内へ取り入れられている。
この本に登場したサルだけでなく、シカ、クジラ、ゾウ、クマまでもが、同様にプラスチックゴミを食べていることが分かっている。
今後は、ペットボトルやビニール袋、シャンプーの容器、菓子袋、またスクラブと呼ばれるマイクロビーズの入った製品を買うことは極力控えよう。
人間が生きるためだけに地球があるのではない。自然を破壊し、動物を殺すのはもう止めよう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年6月1日
- 読了日 : 2020年6月1日
- 本棚登録日 : 2020年6月1日
みんなの感想をみる