著者はイグノーベル賞を引き合いに出して、下世話なネタばかり紹介している風なことを言っているが、すべて研究結果としての知見を羅列していて深みもあるし、納得する部分も多い。
要点をうまくまとめて読者の興味を引く書き方は、前作同様で、引用論文も巻末に示されているのがとてもいい。出所不明な「心理学では ...」な話はフェイクニュースと同じで怪しい話ばかりだ。
ただ、出展はabc順ではなく、章立て順にして欲しい。いちいちカタカナをアルファベットで想像しながら探すのが面倒だ。
読書状況:積読
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- 感想投稿日 : 2020年8月7日
- 本棚登録日 : 2020年7月23日
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