ある晴れた夏の朝

著者 :
  • 偕成社 (2018年7月13日発売)
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本棚登録 : 1069
感想 : 114
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1.感想 
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これは、いい作品だったな…

志とか、人生の意味とか、色々考える中で、ほんと、自分がちっぽけに感じるし、もっと、何かのために生きていかなければならないと強く感じることに繋がる作品でした。

広島、長崎に落とされた原爆がテーマになっていますが、この本にでてくるような想いを抱えて生きている人がいると思うと、ほんと、自身の歩みを正さなければと痛感させられます。

「無知は敵である。」なんて、言葉は、とても心に響きました。

「一般論ではなかなか人を説得することはできない。けれども、個人的な語りは、個人的な思いは、個人の胸に届くのではないか。」という言葉も、自身の発言を俯瞰して、修正していく必要があると感じました。

また、8月がやってくる前に、この本に出会えたことは、よかったです。
197ページで、文字フォントも大きいので、たぶん、1日で読み終わる感じです。ぜひ、みなさんに読んでほしいと思う作品でした。


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2.あらすじ 
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この作品は2018年の8月に発行されている。

物語は2004年の8月がメインとなっていて、2014年から過去のお話を思い出している内容となっている。

1945年8月6日の朝8時15分広島に原爆が落とされた。
上空9467メートル地点から投下、高度533.4メートルまで落下したとき、核分裂を起こし、直径280メートルの火の玉と化した。その時の中心温度は、約100万度で、太陽の表面温度よりも高かった。

そんな原爆投下の是非を巡って、若者たちが議論する中で、みなが想いを一つにしていく。


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3.主な登場人物 
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人物は見出しにイラスト付きで掲載されている、
主人公は日系アメリカ人のメイ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年7月12日
読了日 : 2023年7月12日
本棚登録日 : 2022年10月13日

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