なみだでくずれた万里の長城――中国の民話

著者 :
  • 岩波書店 (2012年4月28日発売)
3.74
  • (3)
  • (11)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 65
感想 : 12
4

孟さんと姜さんは、かわいがっていたツバメからひょうたんのタネをもらったので、植えてみました。すると、おおきなおおきなひょうたんができて、中から可愛い女の子が生まれたのです。孟姜女と名付けたその子は美しくせいちょうし、やがてやさしい万喜良と結婚します。ところが、幸せな時は束の間でした。夫が万里の長城の工事に連れていかれてしまったのです。孟姜女は夫を探してひたすら歩いていきましたが、夫がすでに亡くなったことを聞いて…。
中国の悲しい民話。スケールの大きな絵がすばらしい。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本・外国
感想投稿日 : 2012年6月3日
本棚登録日 : 2012年6月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする