今から100年ほど前のロシアに、母親と一緒に人里離れた森で暮らすフェオという名前の少女がいた。母親のマリーナは、大きくなってしまったペットのオオカミを引き取り、森に返すのを仕事にしていたので、フェオとオオカミ達は本当の家族、親友だった。ある日、軍の指揮官ラーコフがやってきて、オオカミを殺そうとし、逆らったマリーナを逮捕してしまう。ラーコフをスキー板で殴りつけて逃げ出したフェオは、母を救うため、オオカミたちと旅立つ。
狂気の軍人ラーコフとオオカミ少女フェオの戦いに目が離せない。子どもたちが力をあわせて監獄を襲撃するラストが圧巻です。
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読み物・外国
- 感想投稿日 : 2018年3月7日
- 本棚登録日 : 2018年3月7日
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