「空飛ぶ馬」その後の「私」。謎解きもおもしろく、女友達とのかかわり、姉とのかかわりが余韻を残す。
たおやかな乙女のういういしい感性を独特の雰囲気で描ける北村薫と言う作家は、何とも不思議なひとである。
この作品が世に出た頃、謎の覆面作家といわれ性別もさだかでなかったいきさつがわかってくる。そうでもしたくなる資格があったということだ。
人気のはずである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2005年
- 感想投稿日 : 2021年9月12日
- 読了日 : 2005年9月12日
- 本棚登録日 : 2021年9月12日
みんなの感想をみる