子子家庭は波乱万丈: ドイツ、オーストリア旅物語

著者 :
  • 新潮社 (2007年12月1日発売)
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本棚登録 : 23
感想 : 3
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赤川次郎の人気シリーズ 「子子家庭」シリーズの増刊号って感じか。元ネタの「子子家庭」シリーズ未読のため最初とまどってしまった。どうやらこのシリーズは父親が警察に追われて(ナゼか は不明)失踪、同じ日にたまたま母親が家出。小学生の姉と弟が取り残されて…   っていう話らしい。なんてこった。どういう親なんだ一体?で、今回はその姉と弟がナゼかヨーロッパを旅している。そこで知り合った女性が色々と案内してくれていたのだけど、またまた知り合った男性とその女性が恋に落ちて。でもって そこでこの姉弟がヨーロッパを旅していた「謎」解きが行われ…     って ミステリ仕立ての小説に対して 後半の赤川さんのヨーロッパエッセイが姉弟の行き先の解説となっている。後半の旅エッセイは音楽や歴史その他赤川さんの一歩引いた目で見たヨーロッパが楽しめる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2008年5月25日
読了日 : 2008年5月25日
本棚登録日 : 2008年5月25日

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