幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書 206)

著者 :
  • 新潮社 (2007年3月1日発売)
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本棚登録 : 119
感想 : 23
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江戸 特に幕末に疎い私でも たっぷり楽しめた。学校で習ったあの人この人 あの政策この政策の裏話がうじゃうじゃと…『大江戸曲者列伝』がかなり三面記事的というかワイドショー的面白さだったのに対してこれは、もうちびっと教科書的かな。登場人物も水野忠邦やら水戸斉昭やら遠山景元やら幕末語るに必須の方々で。でもこういう本を読んでると 歴史ってホント面白い って思っちゃうね。「歴史の無類の面白さは、何よりも《当事者が筋書きを知らないドラマ》だという点にある」というのは名言であるな。しかしだ 鳥居耀蔵よ 私はそなたが徹底的に嫌いだぞ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2007年6月3日
読了日 : 2007年6月3日
本棚登録日 : 2007年6月3日

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