批評対象の例がいろいろ取り混ぜてあって飽きないし、こっちがついていけるぶんだけ書いてあると感じた。読書案内も付いていて親切。廣野由美子先生の『批評理論入門』は知識を入れて整理する本だったのに対して、北村先生のは「ではやってみましょう」って紙と鉛筆を渡される感じ。タイトルどおり教室だった。
第四章「コミュニティをつくる」の内容は、レビュー系同人誌を作っている人たちは実践しているのだろう。楽しそうだ。自分はそこの部分を読書会でもっとゆるい形でやっているのかもしれない。読んだ本の感想を話すのは毎回発見があるから。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学理論/作法
- 感想投稿日 : 2021年10月9日
- 読了日 : 2021年10月6日
- 本棚登録日 : 2021年10月9日
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