好きすぎてセリフ回しも覚えてるほど観てる映画の原作。昔読んだ「説得」もだけど、本当にオースティンは読みやすい!勿論翻訳者によるんだろうけど、昔の話とは思えないほど活字が追える。
映画には盛り込めなかったであろう細かい部分も描いてあってより面白い。特に"その後…"は映画には一切ないのでとても満足。
あたしは主人公エリザベスはほぼほぼオースティン自身なんじゃないのかな?と思っている。
頭が良く、いつも周りを見ていて自分というものをしっかり持っており意見をハッキリ言う。
現代でも同性に大変好かれる所謂サバサバタイプ。
(しかもオースティン、何回かプロポーズ受けてるとこみると器量も良さげ!)
でも結構性格悪いよなーと思う笑
映画よりも原作のエリザベスはかなり辛辣。
そして母親のベネット夫人と妹リディアは映画と原作そのまんま過ぎて、キャスティング大成功だと思います笑
それにしても女性が生きていくには本当に大変な時代。今も適齢期というものになると周りや本人が結婚や将来について焦るのはあるけど、なんかもうレベルが違う。基本仕事を持っていないわけだし、明日からも食べて生きていくために結婚するというか。切実ね…。
ドラマ版ダーシー(コリン・ファース)がbestとよく聞くので、そっちも是非確認したいところ!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月7日
- 読了日 : 2022年3月7日
- 本棚登録日 : 2022年3月7日
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