能を下敷きにした短編集。
表題作の「稚児桜」はくしくもこないだ読んだ「じんかん」に出てくる”衆道”の話でした。主人公の一人である稚児の花月という名前はどうしても大阪の劇場を連想してしまうのだが、思えば、花月園とか花月嵐とかいろいろなところで使われていて風流なようでちょっと俗っぽい不思議なワードです。
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- 感想投稿日 : 2020年8月15日
- 読了日 : 2020年8月15日
- 本棚登録日 : 2020年8月5日
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