グロテスクな描写、決してキレイごとだけではない設定、登場人物、それなのに美しくて切なくて、悲しい。
主人公が成長していく様をからめているが、いわゆる「子供の成長物語」とは違うラストが秀逸。
また、北欧の街の静謐な雰囲気がとても良かった。
北欧の小説と言えば「ミレニアム」シリーズしか読んだことがなかったが、根底に通じるものがあると感じる。
とにかくおススメの小説。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月18日
- 読了日 : 2013年2月2日
- 本棚登録日 : 2012年10月19日
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