リベラリズム関連の書籍をと考え、もう25年以上も前になりますか。かつては広く読まれていたと思われるため一応手にとってみた。
古代ギリシャからはじめて共産主義まで時代順に。そこからロールズらに触れ、リベラルーコミュニタリアン論争となり、タイトルから何となく予想はしていたが筆者はコミュニタリアンの自由主義批判に好意的なところで終わる。
筆者がいうに、現代は道徳世界も政治世界も経済に従属してしまい、経済に支配されている。そうした構造を変えたいがロールズら現代リベラリストには不満で、コミュニタリアンに期待という。
前半は教科書、後半は時代診断書として読んだ。リベラリズムや自由についての類書が増えた中で、必読文献かと問われると自信がない
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年5月28日
- 読了日 : 2021年5月28日
- 本棚登録日 : 2019年12月8日
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